ウイルス感染の恐れ

遺体は日がたつごとに体が腐敗していきます。

大体夏場であれば2日～3日後、冬場では5日～7日後です。

ただし、生活環境（暖房器具など）によっては腐敗が早まります。

死後、免疫力の低下により腸管内の細菌や環境からの細菌が一気に増殖し、

その時に流出した血液や体液・汚物が気化すると同時に、菌・ウイルスも

空気中に気化し、あっという間に部屋の中に臭いとウイルス・菌が充満してしまいます。

すなわち、臭いは菌やウイルスといっても過言ではありません。

感染症の病気にかかって亡くなられたご遺体は、感染症の病原体が空気中に気化します。

感染型のウイルスには、Ｂ型肝炎ウイルス（ＨＢＶ）や、

ヒト免疫不全ウイルス（ＨＩＶ・エイズ）などがあります。

また、遺体の腐敗が進めば、ハエやウジなどの害虫が部屋中に繁殖します。

ハエなどの害虫は卵を産み、増殖をし続けます。

そのため、部屋の内部は細菌汚染が続きます。